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【体験談】無利息の学資ローン返済を先延ばししてみた

2020年5月31日

こんにちは。マネ社長です。

突然ですが、私には無利息の学資ローン返済、いわゆる借金があります。

学資ローンの返済額は200万円(半分の100万円は返済済、残り100万円

借金の半分100万円はなんとか返済することができました。

「やっとここまできたな~」という感じです。

ある時、学資ローンの返済計画を見直したところ、返済期間を先延ばしすることができることに気づきました。

100万円を返済済みでしたが、残り100万円の返済計画を見直し、返済期間を先延ばしました。

今回は、この体験談についてお話しします。

学資ローンの返済をどうしようか悩んでいる方は、私の体験談を参考にしていただければ幸いです。

学資ローンと返済状況、返済期間を先延ばしした経緯、返済計画の具体的な変更内容、変更した結果、こんな流れで進めていきます。

それではいきましょう!

学資ローンと返済状況

私は大学時代、学費・生活費等を使用目的に200万円の学資ローンを借り入れました。

幸いにも、借入先の条件を満たしており、無利息で200万円を借り入れることができました。

その借り入れた200万円は、親と相談の上、私が社会人になってから毎年20万円を10年間返済する計画にしました。まぁほぼ親が勝手に決めた内容ですがw

その当時はお金のことについて何も考えていない私。親が言うとおりとりあえず毎年20万円返済していこうかな~という軽い感じで返済していきます。

その後、働き始めてから5年間は毎年20万円を計画通り返済し続けました。口座引き落としにしていたので、あまり気にすることなく「早くローン返済を終わらせたいな~」という感じでした。

整理すると、私の学資ローンは以下のとおりです。

学資ローン200万円
返済計画年間20万円(夏と冬のボーナスで各10万円)
返済期間10年

 そして、返済状況はこんな感じです。

返済済金額100万円
返済済期間5年
返済残高100万円(年間20万円を5年間)

  

返済期間を先延ばしした経緯

働き始めてから数年が経ったある時、貯金残高を見てみるとあまりお金が貯まっていないことに気づきました。

ちょうど株式投資にも興味を持ち始め、投資資金も欲しいなと思っていた頃。支出を減らすことに力を注いでいました。

お金に興味を持った時期だったこともあって、自分の資産を把握したいと思い、貸借対照表を作ってみました。

貸借対照表とは、決算書のひとつ。企業の経営状態や財務状況を把握することができます。

下のような図はどこかで一度は見たことがあるのではないでしょうか。

「資産=負債+純資産」という考え方です。

この貸借対照表を個人に置き換えてみたところ、私の唯一の負債、それが「学資ローン」だったのです。

貸借対照表を作成したことで、そもそも私の資産に負債(学資ローン)があるのは問題ではないと気づきました。そして、この負債を返済していく過程を見直せないかと考えたのです。

返済計画の具体的な変更内容

すでに学資ローンの半分にあたる100万円は返済が済んでいました。

残り5年間で返済残高100万円を返していく計画です。

そこで、以下のステップで返済条件を確認してみました。

①学資ローンの返済期限を確認

②学資ローン返済の金利を確認

この確認ステップは別記事でも紹介しているので参考に見ていただければと思います。

①学資ローンの返済期限を確認

最初のステップ「返済期限の確認」です。

私が借り入れしていた学資ローンは借入れ金額によって返済期限が異なっていました。

私の場合、借入れ金額200万円だと、返済期限の上限は最大15年でした。

②学資ローン返済の金利を確認

次のステップ「金利の確認」です。

幸いにも、借り入れた学資ローンの金利は0%でした。無金利・無利息です。

したがって、「借入れ金額=返済金額」となり、返済期間によって返済総額が変わることはありません。200万円の学資ローンを借りたので、200万円を返金する。ただそれだけです。

以上、返済条件の確認をしたことで

借入れ金額200万円を最長15年の返済

にできることがわかりました。

変更した結果

当初計画を変更した結果、当初の返済計画と比較して、この先5年間は10万円のキャッシュが手元に残ることがわかりました。一方、返済期間を延長したことで、当たり前ですが、返済する期間も+5年間と延びています。

当初の返済計画では年間20万円の学資ローンを返済

 返済年数  年間返済額  返済残高 
6年目20万円80万円
7年目20万円60万円
8年目20万円40万円
9年目20万円20万円
10年目20万円0万円
合計200万円

返済計画変更後では年間10万円の学資ローンを返済

 返済年数  年間返済額  返済残高 手元のキャッシュ
(当初計画との比較)
6年目10万円90万円+10万円
7年目10万円80万円+10万円
8年目10万円70万円+10万円
9年目10万円60万円+10万円
10年目10万円50万円+10万円
11年目10万円40万円-10万円
12年目10万円30万円-10万円
13年目10万円20万円-10万円
14年目10万円10万円-10万円
15年目10万円0万円-10万円
合計200万円

今回、返済計画を見直したことで、毎年10万円の返済になりました。

このため、当初の計画と比較すると、返済年数6年目から10年目までは、10万円のキャッシュが手元に残ります。

ただし、返済計画前後で、返済総額200万円は変わりません。当初計画だと返済が完了していたはずの11年目から15年目も返済が継続することには注意する必要があります。

まとめ

結論から言うと、今回の返済計画変更は良かったと思っています。

理由は、今後5年間で、年間10万円のキャッシュが手元に残るからです。

年収が大幅に上がらない会社員では、年間10万円のキャッシュは大きいです。5年間では50万円のキャッシュになります。

フットワークも軽く、体力もあり、リスクも小さい年齢が若い時期に自己投資をすることが最重要という価値観を私は持っています。自己投資をすることで、未来に大きな価値を生むことができると考えています。

このため、キャッシュがないために、やりたいことをやれない環境はできるだけ回避していきたいと試行錯誤していました。

今回は、私の負債である「学資ローン」に焦点を当てた一例です。

まだまだ身の回りには、制度を活用することでキャッシュを手元に残せる方法が溢れています。

知っているか知らないかで得をしたり損をしたりします。

「お金」は幸せを創造するツール

お金がなくて人生の選択肢が制限されるのは本当に辛いですよね。

今この瞬間は今しかありません

今この情熱は今しかありません

今このやる気は今しかありません

「今ここだ!」と思った瞬間に、思い切った行動ができるよう、お金の知識を身につけておきたいですね。

これからもアンテナを張って、少しずつ知識や知恵を身につけていきたい、そう思います。

皆さんも一緒に、少しずつ勉強していきましょう。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

熱い思いを持っている方をマネ社長は心から応援します。

多少なりとも、お力になれれば幸いです。

では、このブログを閉じて、行動を起こしましょう。

頑張る人の未来は明るい

またお会いしましょうね。

  • この記事を書いた人

マネ社長

都内の大企業でモノづくりするエンジニア|人生を豊かにするスキル情報を発信|3年以内に独立を目指し奮闘中の20代|せどり収益3万超え|ブログ70記事到達|note17記事到達|投資額160万|ブロックチェーン|時短|ミニマリスト |今後の目標①資産7500万配当金生活②収入自動化③時間のある人生④学校をつくる|当ブログ「Skill Love Blog」の運営者

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