こんにちは。マネ社長です。
本日1月28日の12:30に、「Kyash(キャッシュ)」のサービス仕様と決済時ポイント還元率の一部改定という発表がありました。

この発表、12月の改悪に引き続き、残念な内容だという声がSNS上で多数見受けられました。
かなり不評のようですね。。。
私自身も、この発表は非常に残念だなと感じました。
そこで今回は、「Kyash(キャッシュ)」の改定内容についてお話します。
現在「Kyash」を使っている人
これから「Kyash」を持とうと考えている人
そんな方に、ぜひともこの変更内容を知っていただきたいと思います。
それではいきます!
「Kyash」とは?
「Kyash」とは、株式会社Kyashが運用する、送金・決済アプリサービスのことです。
送金や決済をアプリ上でリアルタイムに確認できるほか、Kyashアカウント同士での送金が可能です。
送金だけでなく、Kyash Visaカードを発行することで、対応店での支払いが可能になります。
クレジットカードや銀行口座を紐付けすることでKyashの残高にチャージができ、Kyash Visaカードで決済を可能にします。
買い物をするときに使うこのKyash Visaカードは、プリペイド式であるので、クレジットカードや銀行口座からチャージした金額分だけが利用でき、使いすぎを防ぐことができるという特徴もあります。
「Kyash」の特徴はポイント還元にあり!
送金が簡単にできる、とか、リアルタイムでお金の動きを把握できる、といったメリットがありますが、なんといってもこの「Kyash」の特徴は、ポイント還元にある、といえます。
通常、買い物をする時は、お店でクレジットカードや現金を使って、商品を購入する流れです。
最近では、現金で支払いをするよりもクレジットカードで支払いをしたほうがポイントが貯まるので、クレジットカードを利用する人が増えています。
「Kyash」の特徴ポイント還元とは、買い物の一連の流れの中に、この「Kyash」を組み込むことで、さらにポイントを獲得できる、つまり、ポイントの二重取りができるという特徴がこの「Kyash」にはあります。
具体的には、クレジットカードで商品を購入するという通常の流れの間に、「Kyash」を組み込むことで、クレジットカードのポイントに加え、Kyashポイントも獲得できるという仕組みです。
例えば、ポイント還元率1%の楽天カードを紐付けして、Kyash Visaカードにチャージし、買い物をすることで、合計ポイント還元率が1.5%〜2.0%になるという二重取りができるとってもお得なプリペイドガード。
ちなみに、Kyash Visaカードは3種類あり、各カードによってポイント還元率が異なります。

それぞれのポイント還元率は以下のとおりです。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
Kyashポイント還元率 | 1% | 0.5% | 0.5% |
楽天ポイント還元率 | 1% | 1% | 1% |
合計ポイント還元率 | 2% | 1.5% | 1.5% |
上限 | 500ポイント | 250ポイント | 250ポイント |
このように、Kyash Visa Cardで支払いをすることで、クレジットカードのポイント還元に加え、Kyashポイント還元の恩恵も受けることができる2度美味しいサービスでした。
1/28に発表されたサービス仕様と決済時ポイント還元率の一部改定の内容とは
それでは今回発表された、サービス仕様の変更点と決済時ポイント還元率の一部改定の内容について解説していきます。
変更のあるサービス内容がこちら。
①銀行口座からの指定日自動入金をスタート
②登録カードを使った指定金額入金機能の廃止
③ゆうちょ銀行との接続再開および住信SBIネット銀行との接続開始
④決済時のポイント還元率の一部変更
以上こちらの4つが、今回発表された変更内容となっています。
このなかで、「Kyash」サービスの特徴であったポイント還元に大きな影響が出た変更内容が、4つ目の2/10以降適用となる「④決済時のポイント還元率の一部変更」です。
「④決済時のポイント還元率の一部変更」の改悪内容
2021年2月10日(水)に実施するシステムアップデートによって、以下の表のとおり「ポイント還元率」および「上限」の変更(改悪)があります。

それぞれのポイント還元率は以下のとおり改悪となりました。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
Kyashポイント還元率 | 0.2%(1%) | 0.2%(0.5%) | 0.2%(0.5%) |
楽天ポイント還元率 | 1% | 1% | 1% |
合計ポイント還元率 | 1.2%(2%) | 1.2%(1.5%) | 1.2%(1.5%) |
上限 | 100ポイント(500P) | 100ポイント(250P) | 100ポイント(250P) |
※カッコ内は2月10日のシステムアップデート前の還元率
このように、クレジットカードを紐付けしてKyashを使うことでポイント二重取りという美味しいとこ取りが完全にできなくなってしまいました。
これでは、Kyashの特徴であったポイント還元率が完全に薄れてしまい、ユーザー離れが加速しそうですね、、、
また、2020年12月の改定では、クレジットカードを紐付けしたKyash Cardのポイント上限が月1200ポイントから月500ポイントの上限に変更となり、Kyashユーザーを震撼させました。
さらに今回の変更で、2月10日から月100ポイント上限になってしまうということで、クレジット紐付けで使っても還元率+0.2%の上限月100円ならほぼメリットが無くなってしまったと言えそうです。。。
月に5万円の買い物をKyash Visa Cardですると、ようやく上限の100円がポイント還元されるわけですから、、
クレジットカードを1枚も使っていない方は改悪なし!
今回、ポイント還元率の改悪があったサービスは、クレジットカードをKyash Visa Cardに紐付けた場合のパターンです。
もし、クレジットカードは使わない派という人は、銀行口座やコンビニ等からチャージしてKyashで買い物をすることで、今まで通り「ポイント還元率1%」「上限1200ポイント/月」というサービスを受けることができます。
このため、クレジットカードでのポイント獲得はしていないけど、買い物をするときにKyashを使ってポイントを少しばかり貯めたい、そんな人はKyashを使うメリットがありますね。
参考:「残高の種類」とは
ちなみに、「残高の種類」の『決済/送金/出金に利用できる残高』『決済のみに利用できる残高』とは、Kyashにチャージする入金元がどこかによって受けられるサービスが異なるというものです。
『決済/送金/出金に利用できる残高』
決済/送金/出金に利用できる残高は、入金元が、銀行口座、ペイジー、コンビニ、セブン銀行ATMの場合です。
『決済のみに利用できる残高』
決済のみに利用できる残高は、入金元が、クレジットカード、デビットカード、Kyashポイント、他サービスの売上やポイント、アカウント移行時の繰越残高の場合です。

今回の改定では、主にクレジットカード等を入金元とする『決済のみに利用できる残高』の改悪ということでした。
多くの人が、クレジットカードとKyashのポイント二重取りを目的としていたはずなので、この改悪は「Kyash解約しようかな〜」と多くの人に不快感を与えるサービス変更であることには違いありませんね。
今後の追加サービスに期待しています。
まとめ:Kyash改悪はユーザー離れを助長する
今回は、1月28日に発表された「Kyash(キャッシュ)」のサービス仕様と決済時ポイント還元率の一部改定について解説しました。
この改定、完全に「改悪」ですね。。
多くのKyashユーザーがTwitterやYouTubeでこの「改悪」について投稿していました。
12月の改悪に続き、今回のポイント還元率および上限の改悪によって、ユーザー離れが気になるところです。
もし、Kyashの新規申込みを考えている人は今後の動向を確認して、Kyashサービスの恩恵が受けられるか考えた上で、申込みをしていただければと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
熱い思いを持っている方をマネ社長は心から応援します。
多少なりとも、お力になれれば幸いです。
では、このブログを閉じて、行動を起こしましょう。
頑張る人の未来は明るい
またお会いしましょうね。