株式投資 資産形成

会社四季報の読み方【抑えるべき重要ポイント4選】

2021年1月18日

こんにちは。マネ社長です。

皆さんは「会社四季報」という本を読んだことはあるでしょうか?

2000ページを超えるとても厚い本なので、本屋さんで見たことはあるけど読んだことはないという人が多いのではないでしょうか?

これだけの文量だと、見る気を失せてしまうのもわかります。

※実際に私が購入した会社四季報↑

また、数字や一部専門用語が多用されているため、ある程度読み方を知らないと会社四季報を読み解くのは難しいと思います。

そこで今回は、会社四季報の読み方について、重要ポイントを4つに絞って解説します。
この重要ポイントを抑えることで、会社四季報の情報収集方法が少しわかると思います。

会社四季報は、株式投資や就職活動でも活用できる会社の情報を収集できる優秀な資料です。

投資をしている方
投資をこれから始めようと思っている方
就職活動を控え企業研究を始めようと思っている方

そんな方に是非一度見ていただきたい内容となっています。

会社四季報の読み方を大まかに抑えて、会社四季報を読み込めるようになりましょう。

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それではいきます!

「会社四季報」とは?

「会社四季報」とは、日本の全上場企業の基本情報や株価、業績、財務情報が掲載された本です。
東洋経済新報社が1年に4回発行しています。
会社の情報を収集できる情報ハンドブックで、ビジネスや株式投資、就職活動などに活かせます。
会社四季報のほかに、就職四季報や会社四季報未上場会社版があります。

「会社四季報」の構成

会社四季報は、12のブロックに分かれています。
このため、12のブロックをまずは大まかに把握することが重要です。
どこに何が書いてあるのかを把握するだけでも、会社四季報の見方が変わってきます。

12のブロックとは

会社四季報の12のブロックとは、次のとおりです。

①業種
②社名・事業内容・本社住所・仕入先・販売先等の基本情報
③業績・材料記事
④業績数字
⑤前号比否矢印・会社比マーク
⑥配当
⑦株主
⑧役員・連結会社
⑨財務
⑩資本異動・株価推移・今号特集企画・業種・時価総額順位・比較会社
⑪株価チャート
⑫株価指標

こちらは、「会社四季報」より引用している12のブロック図です。

12のブロックにどんな内容が書いてあるか、もう少し詳しく見ていきます。

①業種

業種名

②社名・事業内容・本社住所・仕入先・販売先等の基本情報

証券コード
会社名
決算月
設立月
上場月
特色
連結事業
本社住所
支店住所
従業員
証券
銀行
仕入先
販売先

③業績・材料記事

前半の記事には、過去との比較、四季報前号予想との比較が書かれています。
見出しには、【最高益】【続伸】【独自増額】【減額】【下振れ】といった内容が記載されます。

後半の記事には、工場新設、新商品など、成長戦略や経営課題の内容が記載されています。

④業績数字

売上高
営業利益
経常利益
純利益
1株当たり利益
1株当たり配当金

⑤前号比矢印・会社比マーク

前号予想からの状況

⑥配当

配当金
配当利回り

⑦株主

会社を所有している株主

⑧役員・連結会社

誰が経営をしているか

⑨財務

株式数
時価総額
総資産
自己資本
自己資本比率
資本金
利益剰余金
有利子負債
ROE
ROA
調整1株益
最高純益
設備投資
減価償却
研究開発
営業キャッシュフロー
投資キャッシュフロー
財務キャッシュフロー
現金同等物

⑩資本異動・株価推移・今号特集企画・業種・時価総額順位・比較会社

資本異動・株価推移・今号特集企画・業種・時価総額順位・比較会社

⑪株価チャート

月足チャート

⑫株価指標

予想PER
実績PER
高値平均
安値平均
PBR
株価
最低購入額

「会社四季報」で抑えるべき重要ポイント

ここまで見てきたように、会社四季報にはたくさんの情報が載っています。

すべてを理解して、把握できるに越したことはありませんが、現実的ではありません。

そこで、会社四季報で抑えるべき重要ポイントを4つ挙げます。

まずは、この4つから確認するクセをつけてみてください。

その後慣れてきたら、他の情報も収集していただければと思います

4つの重要ポイントは次のとおりです。

1.売上高(④業績数字)

  →安定した右肩上がりか

2.1株当たり配当金(④業績数字)

  →安定した右肩上がりで無配や減配がないか

3.1株当たり利益(④業績数字)

  →右肩上がりで伸びているか

4.自己資本比率(⑨財務)

  →60%以上あるか(最低でも40%以上)

以上の4つをまず確認してみましょう。

この4つを確認するだけでも、会社の状況がわかると思います。

また、この4つ以外にも

・株価チャート
・営業利益率(営業利益÷売上高×100)
・営業キャッシュフロー
・配当性向
・従業員数

という情報も確認できればさらにその会社の理解が深まるはずです。

みなさんも、まずは4つの重要ポイント

1.売上高

2.1株当たり配当金

3.1株当たり利益

4.自己資本比率

を確認してみて、少しずつ自分なりの確認ポイントを増やしていってもらえばと思います。

まとめ:4つの重要ポイントを抑えて「会社四季報」を読めるようになろう!

今回は、会社四季報について解説してきました。
会社四季報で確認すべき4つの重要ポイントは次のとおりです。

1.売上高

2.1株当たり配当金

3.1株当たり利益

4.自己資本比率

まずは、これらの数値から確認してみてはいかがでしょうか。

そして、少しずつ慣れてきたら、他の数値も確認してみて下さい。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

熱い思いを持っている方をマネ社長は心から応援します。

多少なりとも、お力になれれば幸いです。

では、このブログを閉じて、行動を起こしましょう。

頑張る人の未来は明るい

またお会いしましょうね。

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  • この記事を書いた人

マネ社長

都内の大企業でモノづくりするエンジニア|人生を豊かにするスキル情報を発信|3年以内に独立を目指し奮闘中の20代|せどり収益3万超え|ブログ70記事到達|note17記事到達|投資額160万|ブロックチェーン|時短|ミニマリスト |今後の目標①資産7500万配当金生活②収入自動化③時間のある人生④学校をつくる|当ブログ「Skill Love Blog」の運営者

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