こんにちは。マネ社長です。
今回は、「スキルとは何か」について考えていきましょう。
この記事はこんな悩みを持つ方にオススメです。
- スキルを身につけたいと思っているけど、そもそもスキルって何なの?
- 今後たくさんのスキルを身につけていきたいと思っているけど何から手をつけたらいいかわからない。
そんな方にお伝えしたい内容となっています。
この記事を読むとこんなメリットがあります。
- スキルとは何かがわかる
- どんなことを意識してスキルを身につければいいかわかる
スキルに対する考え方が変わって、少しでも勇気を持ってもらえれば嬉しいです。
それではいきましょう。
スキルとは何か!?
まずは少し想像してみてください。
あなたにとってスキルとはどんなイメージですか?
- 特定の人にしかない特別なもの
- 誰にも真似されないようなもの
- 身に付けるには修行なみの努力が必要なもの
そんなイメージを持ってはいませんか?
スキルを高貴なものだと捉えているとスキル習得のハードルが上がってしまいます。
結論から言うと、
マネ社長が考える「スキル一覧」は以下のとおりです。
- 辛抱強く続けられる
- 体を動かすことが好き
- 誰とでも仲良くなれる
- ご飯をたくさん食べれる
- 文字を読むのが苦ではない
- 読書好き
- 文章を書くことが好き
- パソコンが使える
- スマホが使える
- 検索ができる
- ゲームが好き
- 音楽が好き、楽器を演奏できる
- 歌が上手い
- 映画を見ることが好き
- 勝負事を好む
- 勉強が苦じゃない
- 学びたい欲がある
- 数字を見ることが好き
- 絵を描くことが得意
- 人前で話すことが得意
- 説明・説得するのが得意
- お金が好き
このようなものがスキルだと私は思っています。
これを見たあなたは、これだと自分にもスキルがあると思うのではないでしょうか。
スキルとは「誰もが既に持っているもの」、これが私の考え方です。ここでは「先天性スキル」と表現します。
そのスキルに少し味付けをして鍛錬されたもの。これもスキルです。一般的にはこれをスキルと指す場合が多いと思います。これを「後天性スキル」と表現させてもらいます。
ではどうして、「スキル」という言葉が高貴なものになっているのか。少しだけ考えてみましょう。
「スキル」という言葉の意味を知らないことには始まらないかと思い、ネットで検索してみました。
スキル(skill) とは通常、教養や訓練を通して獲得した能力のことである。日本語では技能と呼ばれることもある。生まれ持った才能に技術をプラスして磨きあげたもの、たとえば、音楽家の作曲能力なども含む。
出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB
スキル(英: skill)とは訓練によって培われた能力のこと。
出典:weblio辞書 https://www.weblio.jp/content/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB
以上の説明文からも分かるように、「スキル」とは、何か人生の中で取り組んだその過程によって生み出される能力のことを一般的に指すようです。
つまり、「後天性スキル」のことですね。
「スキル=職人技」という感覚が含まれているからでしょうか。昔の職人さんは多くの時間をかけ修行し、血の滲むような努力の結果、現代にも語り継がれるような素晴らしい作品を生み出してきました。スキルを持つのは職人であり、スキルを身につけるには多くの時間が必要。そんな一般的な感覚が染み付いているからこそ、「スキル」という言葉には重く尊重するような風習が今でも続いているようですね。
「スキルを身につける=勉強」ではない!?
そもそも、スキルは勉強しないと身につかないと思っている人が多すぎます。
ここでの勉強とは、参考書を広げ、机に向かってガリガリと暗記をすることを指しています。
結論から言うと、スキルは勉強してもあまり身につきません。
もう少し噛み砕くと、勉強して得たと思っているスキルは一時的なものであることがほとんどです。
厳しい言い方をすると、スキルを得るために勉強することは、無駄な時間を割いているといっても過言ではありません。
では、一時的なスキルではなく恒久的なスキルを身につけるためにはどうすればよいのでしょうか。
それは普段の生活から身につけることです。
突然ですが、少しふたりの会話を聞いてみましょう。
あなたに語学のスキルはありますか?

いやいや、そんな語学のスキルなんてありません〜

そうなんですか?

英語とかほんと大っ嫌いでした〜

なぜですか?

だって学校での英語の授業は難しくて。。テストまでに単語や文法覚えないといけないでしょ〜?英語の授業はさいあくだった〜。ゆめちゃんいつも先生から指名されないかドキドキ♡で。てへ。英語なんてできないし。語学スキルなんかないの〜。デショ?

英語が嫌いなことと、語学スキルがないという主張は痛いほどわかりました。嫌いなことを説明するのな得意みたいですねw

ほんと〜うれしい。説明するのは得意なのかな〜。

あなたは非常に優れた語学力の持ち主ですよ!なにも語学のスキルは英語ができるかできなないかではありません。英語で100点取れれば語学スキルがあり、毎回赤点だと語学スキルがないというのは間違いだと思っています!

なんでそんなにフォローしてくれるの〜褒められるとゆめちゃん照れちゃう^^

いや、褒めてはないんですけど。。w ゆめちゃんは日本が話せますか?

うんちょっと。ネ♡

確認した私がバカでした、、w 流暢に日本語使えていますよね。ということは日本語という語学スキルを持っているんですよ。

周りの子もみーんな使えるよぉ〜ふつうじゃん

確かに周りの人はみな日本語喋れますよね。ただそれは少し視野が狭いかもしれません。

え〜ゆめちゃん視野狭いのぉ(プンプン)

あ、機嫌を損ねたならすいません。謝ります

おこってないから大丈夫〜♡

ならよかった。では話を先に。ゆめちゃんは日本語を話せるのは当たり前で大したスキルではないと言いました?本当にそうでしょうか?

???

国際連合のデータによると、世界には2019年時点で77億人の人口がいると言われています

いっぱいいるね〜すごーい!

ちなみに日本の人口は、総務省統計局の2019年12月データによると1億2600万人ほど。これは世界の人口の1.6%程度になります。ということは、残りの98.4%の多くは日本語を話せません。世界に視野を広げて比較するとゆめちゃんの日本語を話せるというスキルは希少でかつ貴重なスキルである、と言えます。

えー、ゆめちゃんすごいんじゃん〜。テンション少し上がってきた〜

やっぱり機嫌を損ねてたようですね。。
日本語を話せること。これも十分なスキルなんです。
「コミュニーケーション」はスキルになるのか?
では、例えば「コミュニケーションが取れる」というのもスキルの一つになるんでしょうか?
その答えは、十分すぎるほどのスキルだということです。
私はスキルを以下のとおり分類しました。
① 先天性スキル:誰もが既に持っているもの
② 後天性スキル:先天性スキルに少し味付けをして鍛錬されたもの
そして、スキルになる得る共通事項は
「そのスキルを通して誰かを助け、誰かの役に立つか」
ということです。
世界中の誰かひとりでも助けることができる なら
それは十分なスキルと言えます。
よく人付き合いに苦労している人っていますよね。
会社や学校での人間関係トラブルってかなり多いのではないでしょうか?
人付き合いがうまくいけばいいなと心の底から思っている人もたくさんいるはずです。
その悩みを解決できる手段として、良好な関係を築くコミュニーケーションは大きな武器になります。
そして、そのコミュニーケーションスキルを身につけたいと思っている人はたくさんいるはずです。
もしあなたが、「人間関係を築くのが上手い」とか「知らない人でも物怖じせず会話に入れる」とか「話を聴くことが上手」と少しでも思っていれば、それは十分人を助けることができるスキルです。
現代に必要なスキル
先天性スキルは誰もが持っています。どんな先天性スキルがあるが、一度紙に書き出してみてはいかがでしょうか。その際、私が列挙した「スキル一覧」を見てみるといくつか自分が既に持っているスキルが出てくるかもしれません。
ただし、みなさんが身につけたいと思っているのは、先天性スキルではなく後天性スキルの方でしょう。よくビジネスではスキルの習得が重要と繰り返し言われています。
よく一般的に言われているのは以下のようなスキルでしょうか。
リーダーシップ |
マネジメントスキル |
問題解決スキル |
コミュニケーションスキル |
営業スキル |
ITスキル |
プレゼンテーションスキル |
確かにこんなスキルがあれば、大きな仕事任せられ、同期との競争に一歩リードできる可能性が高まりそうです。
一方で、私が考える「現代で必要な後天性スキル」は以下のとおりです。
興味を持ったことをパソコンやスマホで調べる力 |
文字を読める力 |
よくなる自分の未来を想像できる力 |
発信する力 |
無理せず健康に続ける力 |
これくらいあれば十分だと思います。
まとめ
スキルとは、先天性スキルと後天性スキルの2つがあるとお伝えしました。
一つ目の先天性スキルは、誰もが既に持っています。どんな人でも一つや二つスキルをを持っているものです。もしスキルなんてないと思っている人がいれば、自分のスキルや価値に気付いていないだけです。すぐ紙とペンを取り出して、自分の先天性スキルについて考えてみて下さい。そして書き出してみて下さい。
二つ目の後天性スキルは、先天性スキルに少し味付けをして鍛錬されたものです。
一般的にスキルとは後天性スキルを指します。
重要なことは、スキルを身につけることが目的になってはいけない、ということ。
このスキルを身につけて「誰かを助けたり誰かの役に立つか」を考えてみて下さい。
あなたのスキルは自分だけのものではありません。自分だけのものであれば、それはスキルではありません。
何か一つでも他人を助けたり役に立ったりすれば、それはどんなに小さくても素晴らしいスキルです。自信を持って下さい。
誰もが素晴らしいスキルを持っています。ただそれに気付いていないだけです。
スキルとは何かわかったあなたなら必ずうまくいくはず。
スキルは高貴なものではありません。普段の生活から学べるものばかりです。
誰かの役に立つものであれば、それは十分なスキルです。そんなスキルをこれからどんどん成長させていきましょう。自らがそのような考え方で行動することで、周囲には笑顔があふれます。その笑顔は最終的に自分自身に返ってきて、あなた自身を笑顔にします。幸福のループが始まります。
これが、自分自身のスキルを心の底から愛して欲しい理由です。
スキルはあなたの人生をまちがいなく豊かにします。
大丈夫。あなたには素晴らしいスキルがあります。
それを自分自身で探してみて下さい。
熱い思いを持っている方をマネ社長は心から応援します。
多少なりとも、お力になれれば幸いです。
では、このブログを閉じて、行動を起こしましょう。
頑張る人の未来は明るい
またお会いしましょうね。