こんにちは。マネ社長です。
今回は、「株」について勉強していきましょう。
「株」「株式投資」「株主」「株主優待」「配当金」??
ニュースで「株」という言葉を聞くことあっても、なんだか詳しくわからない方へ。
株とは何かについて丁寧に解説をしていきます。
それではいきましょう!
マネ社長、ご機嫌よう~
ゆめちゃん元気そうですね
そーなの、今日はなんだかやる気に満ちてて
何か嫌な予感
実はね~私、株を始めてみたいな~と思ってるの
お、それはいいことですね。どうして始めようと思ってんですか?
だって、株トレーダーってなんだかかっこいいじゃん(キラ
理由が不純すぎる
でもね、始めてみたいんだけど、よく分からなくて。
そもそも株ってなんなのかな?美味しいの?
株のこと知ってるんですか?
んーー、よくわかんない!
これで株を始めてしまうと、大変なことになりそうですね、、
だよね~、ねね、マネ社長、簡単に教えてよ~
そもそも株って何?
企業が資金を調達するために発行しているもの
企業を設立する場合、大きなお金が必要になります。
企業が投資家からお金を調達する方法の一つが、株の発行なんです。
なるほど~。企業がお金を集める代わりに、投資家さんへ発行しているのが株なのね~
でも、なんで企業はお金を集める必要があるの?
売り上げがあるんだったら、そんなに頑張ってお金を集める必要はないと思うんだけど。。
では、なぜ企業が株を発行しているのか、具体例を出して考えていきましょう
企業が株を発行する理由
例えば、あなたが洋服店を始めようとします。
そのためには、まず何が必要ですか?考えてみてください。
洋服店を始めると決めたからには、まずはお客さんに売るための洋服を仕入れないといけませんよね。
商品である洋服がないことには、洋服を売って商売をすることができません。
さらに、購入時には洋服を試着して洋服の良さを知ってもらいたい、と思っているとします。そうすると、洋服を購入できる場所が必要です。
売るための場所を借りることができたとしましょう。しかし、なかなかお客さんが来てくれません。どうしましょう?
解決策として、洋服を売っていることを多くの人に知ってもらおうと考えました。まずはお店の存在を知ってもらわないと、お客さんは来てくれません。そこで、広告を出して宣伝することにしました。
洋服店を始めたいと思ったらまず、
最低限これらが必要です。
近年では、ネットが普及したことでやり方も多少変えることができます。
ただし、上記の取り組みをすれば、確実にお金(資金)が必要になってくるでしょう。
このように、ビジネスを始めるには、最低限必要なお金が発生します。
よって、企業はお金を調達しなくてはいけません。
なるほど~、だから企業はお金が必要になって、お金を調達する方法として、株を発行して頑張ってお金を集めているのね~
企業がお金が必要になるときは、お店を始める時だけではありませんよ
例えば、売り上げが伸びている企業があったとしましょう。
これからさらに売り上げを伸ばし、企業の規模を大きくしていくため事業拡大を考えています。
この場合、まず設備投資が必要になるでしょう。
設備投資とは、機械や建物といった設備に対して投資をすることです。
洋服店を1店舗から2店舗、3店舗と増やしていったり、製造機械を更新・増設したりします。
設備投資をすることで、売上量を増加させ、生産効率を上げることができます。
また、店舗が増えると自然と雇用する人も増やしていく必要があります。人件費がかかりますよね。
このように、お店を始める時だけでなく、企業を右肩上がりに発展させていく途中でも多くのお金が必要になるんです。
企業ってお金がかかるんだねぇ大変。
でもこれじゃあ企業だけが得しているみたい。
だって、知らない企業の発展を応援してお金を出す(投資する)人が投資家でしょ?
株を始めたいと思っていたけど、ゆめちゃん自分の大切なお金を企業の発展のために使うのイヤ
もったいない気がする
そうですよね。
株を発行する企業のメリットをお伝えしただけだったので、次に投資家側のメリットもお伝えしましょう。
え!?投資家にもメリットがあるの??
なになに早く教えてよ、マネ社長
少し待ってね。。
投資家が株を買う理由
株主になって企業を所有する
投資家は、投資家自身のお金を使って、企業が発行する株を買います。
お金と引き換えに、株を所有します。ちなみに、株を買って所有している人のことを「株主」といいます。
株主総会といった言葉を聞いたことはないでしょうか?株主総会では、企業の株を保有している株主が集まって、その企業の方針や重要事項を決定するんです。
このように、株主になると、その企業の所有者になることができます。
例えば、トヨタの株主になるとトヨタの所有者になれます。日本株だけでなく、アメリカのAppleやGoogleの株主になることもできるんです。
株を買って企業の所有者(株主)になる最大のメリットは、
企業の成長によって生み出される恩恵を享受することができること
です。
株を買い増していくことで、その企業の所有割合を増やすことができ、より一層恩恵を受けることができるようになります。
株主になって恩恵を受ける
株主になると恩恵を受けられると言いましたが、恩恵には主に以下の3つがあります。
①株価の値上がりによって得られる利益
こちらはトヨタ自動車の株価です。
5/22の株価は1株6,289円でした。
5/28には株価が1株6,973円まで上昇しています。
その差は、684円。
もし、5/22にトヨタ自動車の株を10株買って、5/28に10株売っていたら、その差6,840円が利益にになります。
これが、株価の値上がりによって得られる利益です。
②保有する株数に応じて支払われる配当金
配当金は企業によって異なり、無配当の企業もあります。
一般的には、配当金を出す企業は成熟企業と言われています。
配当金は1株当たり◯◯円として設定されており、保有する株数に応じて得られる配当金が変わります。
配当金は、株を保有することで得られる収益であり、キャッシュフローを高めることができます。
実際にお金が手元に入ってくるので、恩恵を受けている実感を得ることができますよ。
ちなみに、こちらはソフトバンクの配当金です。
1株保有すると、86円の配当金を受け取ることができます。
③ある一定の株数を保有することで得られる株主優待
保有株数がある一定数を超えている場合、商品券や飲食品、日用品等を優待という形で株主に還元している企業があります。
これを株主優待といいます。
こちらは日本マクドナルドホールディングスの株主優待です。
100株以上保有していると、マクドナルドの食事券がもらえるようです。
6/4時点で株価は5,830円ほどでした。
もし、株主優待を受ける場合は、100株が必要なので、およそ58万円ほど日本マクドナルドホールディングスに投資する必要があります。
ここまで、投資家が株を買う理由を説明してきました。株式投資のメリットを少しわかっていただけたでしょうか?
一方で、企業は倒産するリスクがあります。
古いデータになりますが、中小企業白書2011年版によると、創業10年後の企業生存率は70%、20年後の企業生存率は50%だそうです。
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h23/h23_1/Hakusyo_part3_chap1_web.pdf
2社に1社は20年間の間に倒産してしまうというデータです。
このように、投資先に選んだ企業が、20年後も倒産することなく利益を出し続けている保証はありません。
もし倒産することになると、恩恵を受けれないどころか、今までの投資資金が大きく減ってしまいます。
倒産や株価暴落、配当金減配等、投資にはリスクがあります。
しかし、リスクを負う分、企業が成長すると恩恵を受けることができるんです。
うわ~マネ社長、今日は株についてたくさん教えてくれてありがとう♡株にもっと興味を持った~♡
それはよかったです!未来は誰にもわかりませんが、株への投資は資産を増やす有効な手段だと思いますよ。
うん、頑張ってみる〜!
ぜひ、無理のない少額から挑戦してみてください
まとめ
今回は、「株」についてお話ししてきました。
株は怖いというイメージがある方もいると思います。私もその一人でした。
ただ、株による企業と株主の関係性やメリット・デメリットが少し分かると、単純に「怖い」というだけのイメージが変わるのではないでしょうか。
株主にとって、株を買うという行為は、投資先の成長を応援する企業所有者になるということです。
その企業が成長すれば、企業から株価の値上がり益や配当金、株主優待という恩恵を受けることができます。
銀行口座に預けていても金利0.001%。100万円を預けていても、年間で10円にしかなりません。
資産を増やしていくには、ぜひ株への投資を検討してみてください。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
熱い思いを持っている方をマネ社長は心から応援します。
多少なりとも、お力になれれば幸いです。
では、このブログを閉じて、行動を起こしましょう。
頑張る人の未来は明るい
またお会いしましょうね。