こんにちは。マネ社長です。
皆さんは、お金の不安ってありませんか?
・日々の生活が問題なく送れるか心配
・将来へのお金の不安が尽きない
・働けなくなった老後の生活は大丈夫なのか
こんな不安を一度は持ったことがある人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんなお金の不安を持っている方に伝えたい内容になっています。
私自身もなかなかお金が貯まらない時期があり、漠然としたお金に対する不安を抱いていました。
一人でも多くの人が、お金の不安を解消できることを願っています。
それではいきましょう!
不安解消に最適なのは「生活費を下げる」こと
皆さんにまずお伝えしたいのは、
「生活費を下げる」と不安が一気に薄まる
ということです。
これが、今回私が一番伝えたかったことです。
ちなみに、「生活費を下げる」ことのメリットは大きく3つあり、それは以下のとおりです。
この3つについては、後ほど具体的にお話をしていきます。
「生活費を下げる」ことの具体的なメリットを紹介する前に、まず不安の原因について考えていきたいと思います。
お金の不安の原因はどこから?
皆さん、お金の不安はどこからきていると思いますか?
私は、お金の不安の原因が、こんなところからきているのではないかと推測しました。
主に、不安とは、不確定な未来の備えに対して生じるものだと思います。
「借金が返済できるか心配」ということも未来への不安です。
過去にした借金に対して、未来の自分が借金額分を返せるのかという漠然とした事象によって発生します。
このため、不安を解消するには不確定な未来への現象について、スポットを当てていく必要があります。
ただ、不確定な未来を予想することは簡単なことではありません。
神様ではないのですから、1秒先に起こることを完璧に把握することはできません。
だからこそ、不確定な未来に備えるためには、事前の予測(シミュレーション)をして未来を予想していくことが必要になります。
完璧に把握する必要はないと思っており、大まかに把握するだけでも十分効果があると思います。
不安を解消するには不確定な未来を予想すること
今までお話ししてきたとおり、不安は不確定な未来の備えから生じています。
このため、不安を解消するには、できる限り不明確な未来を明確にできれば不安が薄まっていきます。
不明確な未来を作り上げているのは「支出」⁉︎
ここまでで、不安の原因と解消する方向性が少しですがわかってきたと思います。
不安の原因
→不確定な未来の現象から引き起こされる
解消する方向性
→不明確な未来を予測する
では、不明確な未来を作り上げている犯人とも言える存在は何なのでしょうか?
その犯人は、「支出」、だと思っています。
お金の不安(不明確な未来)は、「支出」によって引き起こされています。
もっというと「支出が管理されていない」ことが理由です。
会社員の場合、収入は安定的です。
毎月最低限の基本給が決まっていて、残りは残業代で増えていくという人が多いのではないでしょうか?
収入の場合、基本給が最低額でそこから増えていくという仕組みです。
一方で、支出は使えば使うだけお金が流れ出ていきます。
支出には、「生活に必要なお金」と「それ以外」に分別できると思います。
食費や家賃、日用品、通信費はどうしても「生活に必要なお金」になります。
それ以外は、あってもなくてもいいものでしょう。
何も考えず好き勝手にお金を使っているといずれ収入より支出が多くなる現象が発生します。
『収入<支出』となるとどうなるか。
それは、お分かりのとおり貯金から捻出するか、借金をすることになります。
『収入<支出』の状況になると、誰もが不安で寝ることができないのではないでしょうか。
だからこそ、生活費を下げることは不安の解消に直結するんです。
極力無駄な支出を削っていくことで、『収入<支出』から徐々に『収入>支出』となっていきます。
安心感が全く違いますよね。
『収入>支出』になると、余ったお金を投資に回せたり、貯金をしたりと未来への備えをすることができます。
生活費を下げることが、不安の解消に効くことをわかっていただけたのではないでしょうか。
生活費を下げるメリット
それでは、冒頭でお話しした「生活費を下げるメリット」を3つ紹介します。
未来が想定しやすくなる(お金が貯まるので十分な資産による安心感)
不安を解消するには、不確定な未来を予測することが必要だとお伝えしました。
年功序列の会社では、収入は大きく変動しません。
だからこそ、支出を把握できれば、どれくらい余剰金が生まれるか分かります。
余剰金を求める計算式
余剰金=収入−支出
さらに、生活費を下げると「支出」が減り、自然と余剰金が増えます。
その余剰金は、投資や貯金に回すことができますから、資産が増えていき、お金に対する不安が少なくなるはずです。
このように将来の見通しが立てば、未来への不安も薄まっていくのではないでしょうか。
稼ぐ必要がなくなる(会社への依存度の緩和)
生活費が下がると、無理に働く必要がなくなるかもしれません。
会社に依存することがなくなり、自分の意見を会社でも発言できるようになるかもしれません。
仕事が毎日辛いと思いながら、平日5日間の9時から17時で出社する。
そんな生活からの脱却も現実的になってきます。
例えば、生活費が「毎月30万円の世帯」と「毎月15万円の世帯」があるとします。
その場合、生活費が「毎月30万円の世帯」は、毎月30万円を確実に稼ぐ必要があります。
当たり前ですが、毎月30万円稼ぐことができないと赤字です。
貯金から捻出するか、借金をすることになります。
『収入<支出』の生活は常に不安から支配されます。
絶対に、お金の不安が解消されることはありません。
一方で、生活費が「毎月15万円の世帯」は、30万円の世帯と比較して2分の1の収入で生活ができます。
もし15万円以上収入があれば、余剰金が生まれるので資産形成のスピードも生活費30万円の世帯より早くなります。
生活費をもっと下げることができる人は、さらに収入が低くても生活をしていくことができます。
生活費を抑えることで、無駄な残業をする必要がなくなり、自分自身の時間を確保できるようになるでしょう。
また、仕事を押し付けられそうになっても、「No!」と断ることができるようになるのではないでしょうか。
老後資金が少なくて済む(長生きリスクの解消)
未来への不安として、老後の生活を挙げる方もいるのではないでしょうか。
体が元気で働ける間は、会社勤めで給与をもらいながら生活費を稼いでいくことができます。
ただ、退職や体の調子が悪くなって働けなくなると、収入が途絶えてしまいます。
年金制度はありますが、ご存知のとおり、あてにはなりません。
先日Twitterで引用リツイートをさせていただきましたが、年金は普通のサラリーマンで約14万円/月、平均年収1000万円を超えるエリートサラリーマンでも約23万円/月。
老後、年金だけでの生活にはかなりの不安があります。
年金で賄えない残りの生活費は、老後を迎えるまでに蓄えた資産から捻出していく必要があります。
辛い現実で、未来に希望を持てないかもしれませんが、これからの時代、少ない給与から老後に向けた資産形成もしていかなくてはいけないんです。
例えば、年金受給額が14万円/月の普通のサラリーマンを想定すると、生活費が「毎月30万円の世帯」と「毎月15万円の世帯」ではどのような差が生まれるか比較してみましょう。
生活費が「毎月30万円の世帯」の場合、年金で賄うことができない差額16万円/月は資産の切り崩しをする必要があります。
一方で、生活費が「毎月15万円の世帯」の場合、年金で賄うことができない差額1万円/月を資産の切り崩しによって補完していきます。
生活費が「毎月30万円の世帯」
→生活をしていくために16万円/月の収入が必要(資産を切り崩していくことになる)
生活費が「毎月15万円の世帯」
→生活をしていくために1万円/月の収入が必要(資産を切り崩していくことになる)
この差は歴然ではないでしょうか。
年金で補填できない老後の生活費を株の配当金で賄う
ちなみに、老後の生活を、株の配当金で賄おうと考えた場合、以下の表のようになります。
年金で賄えない 毎月の生活費 | 年金で賄えない 年間生活費 | 必要な投資元本 |
---|---|---|
毎月16万円 | 年間192万円 | 元本6400万円 |
毎月1万円 | 年間12万円 | 元本400万円 |
このように、生活費が「30万円」か「15万円」かによって、投資元本に6000万円の差が出てしまいます。
生活費を抑えると、老後に備える蓄えのハードルが下がるとはこのことです。
老後の生活費全額をインデックス投資分で賄う
また、生活費の全額をインデックス投資で積み上げた資産で賄うと考えた場合、以下の表のようになります。
老後の 毎月の生活費 | 老後の 年間生活費 | 必要な投資元本 |
---|---|---|
毎月30万円 | 年間360万円 | 元本9000万円 |
毎月15万円 | 年間180万円 | 元本4500万円 |
4%ルールについては、両学長のYouTube動画でかなり詳しく解説されています。
こちらを参考にしてください。
ここまで確認してきたとおり、生活費を下げれば老後の資産額を無理に蓄える必要もなくなってきます。
そうすると、無理に貯金をする必要がなくなるため、日々の暮らしに少し余裕が持てるのではないでしょうか。
まとめ:お金の不安を解消するには生活費をまず下げるべし
今回は、お金の不安を解消するためには「生活費を下げる」ことが効果的だということについて解説してきました。
お金の不安がどこからきているのかを把握できれば、支出となる生活費を下げることの重要性がわかるのではないかと思い、今回の記事を書きました。
おさらいですが、生活費を下げるメリットは以下の3つになります。
生活費を下げる生活を早めに習得できれば、不安が減り、お金について困ったり悩んだりする時間が少なくなるかもしれません。
貧しい気持ちにならない程度に、生活費の見直しを一度やってみてはいかがでしょうか。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
熱い思いを持っている方をマネ社長は心から応援します。
多少なりとも、お力になれれば幸いです。
では、このブログを閉じて、行動を起こしましょう。
頑張る人の未来は明るい
またお会いしましょうね。